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茨城大学 セクハラ:茨城大、30代の男性助手を懲戒免職

2004年3月28日 毎日新聞

茨城大(宮田武雄学長)は27日、セクシュアル・ハラスメント行為をした30代の男性助手を懲戒免職処分にしたと発表した。

同大学によると、助手は昨年末、女子学生にセクハラ行為をしたという。「被害に遭った学生が望んでいない」として詳細は明らかにしていない。2月末に学生が通報し、セクハラ調査委員会などで事情聴取したところ、助手は事実について認めた。調査結果を受けて同大学の評議会が今月16日付で処分を決めた。助手は「申し訳ない」と話しているといい、異議は申し立てないという。

同大学は01年にも助教授ら3人をセクハラ行為で処分しており、宮田学長は「誠に遺憾であり被害者には深くおわびする。再発防止に万全を期す」とのコメントを出した。

茨城大学 セクハラ行為、茨城大が助教授ら3人を処分

2001年11月3日 朝日新聞

女子学生にセクハラ行為をしたとして、茨城大学(宮田武雄学長)が今年3~6月にかけて、助教授、講師、事務職員の男性3人に対し、減給などの処分を下していたことが、3日までにわかった。3人はセクハラ行為を認めているという。

同大人事課によると、事務職員は今年4月、同大学内の研究室で女子学生の体に触るなどしたとされ、6月に減給1カ月(10分の1)の懲戒処分を受け、配置転換となった。

講師は昨年3月ごろから約半年間にわたり、女子学生に交際を迫る内容を含む電子メールを数十回送ったとして、今年5月、懲戒戒告処分を受けたほか、担当する授業を減らされ、学生への個人指導も禁じられた。

助教授は97年11月ごろ、聴講生として他大学から授業を受けに来ていた女子学生に不快な性的発言をしたとして、今年3月、厳重注意処分を受けた。

大学は深夜の研究室で2人きりで指導するなど「教育的に不適切だった」としている。

同大は、99年7月からセクシュアルハラスメント対策委員会などを立ち上げており、女子学生3人はいずれも教授らが務める「相談員」に被害を打ち明けて発覚した。

同大人事課では「このような不祥事が発生したことは極めて遺憾。再発防止に努める」としている。