日別アーカイブ: 9月 5, 2012

岩手大学 セクハラ言動で教授停職3カ月-岩手大が処分

2004年12月17日 毎日新聞

岩手大学(平山健一学長)は16日、教育研究協議会を開き、女子学生に対する50代の男性教授(農学部)の言動をセクシュアル・ハラスメントと認定、同日付で停職3カ月の懲戒処分にした。会見した平山学長は「学生に大きな迷惑をかけ大学の信頼を失墜したことをおわびする」と謝罪した。 同大によると、教授は03年夏~冬に、卒業研究の指導をしていた女子学生(当時4年)に対し、2人だけで10回以上食事をしたり、交換した300通以上の携帯電話のメールの中で「かわいい」などの表現を使った。また県外のホテルで部屋は別々に予約したにもかかわらず、教授の部屋で深夜まで酒を飲んだ。

女子学生は、昨年12月に同大内のセクハラ相談窓口に訴え、セクハラなどを理由に精神的な苦痛を訴えて入院。今春同大大学院に合格したが、休学し9月に退学した。

秋田大学 “アカハラ”で助教授処分 秋田大、教え子の女学生に

2004年12月17日 共同通信

秋田大学(三浦亮学長)で、男性助教授(50)が女子学生に対し、地位を利用して嫌がらせをするアカデミック・ハラスメント(アカハラ)をしたとして訓告処分を受けていたことが17日までの共同通信の情報公開請求で分かった。

同大によると、助教授は2000年度、当時3年だった女子学生を指導名目で研究室に呼び出し、来ないとしかりつけたほか、01年度には毎週金曜日に研究室で行っていたドイツ語の個人指導の後、愚痴や説教を続け女子学生の帰宅が午後10時になることもあった。週1回の演習では女子学生だけ2-4時間残して研究と関係のない話を聞かせた。

助教授は女子学生が所属する運動部の監督兼顧問を務め、女子学生の単位認定や就職でも強い権限を持っていた。