日別アーカイブ: 9月 15, 2012

愛媛大学 「長時間労働でうつ病」愛媛大と准教授を提訴

2012年8月11日 読売新聞

指導担当の男性准教授から長時間労働を強制されたり、研究費名目で現金を支払わされたりし、うつ病を患って休学を余儀なくされたとして、愛媛大大学院医学系研究科の男性(31)が同大と准教授を相手取り、慰謝料など1800万円の損害賠償を求めて、地裁に提訴したことがわかった。

訴状によると、男性は同大学付属病院で医療実務に携わり、月額10万円を給付されていたが、准教授に午前7時から深夜までの長時間労働を強制されたほか、腹を蹴られるなどの暴行を受けた。

2009年6~7月には、准教授に実験器材や試薬の代金約25万円を自己負担させられたり、研究費名目で財布から10万円を無理やり取られたりし、肉体的、精神的負担からうつ病を患って登校できなくなった、としている。

男性は同年8月から休学。大学側に被害を申告し、調査と処置を求めていた。同大学人事課は「申告に基づいて調査委員会を設置し、調査は終了している。現在は結果の審議中で、訴訟に関するコメントはできない」としている。

東京海洋大学 東京海洋大教授をセクハラで懲戒解雇

2007年12月21日 産経新聞

東京海洋大学(高井陸雄学長)は21日、同大の女子学生にセクシャルハラスメント行為をしたとして男性海洋工学部教授(53)を懲戒解雇処分とした。

同大によると教授は今年8月2日、越中島キャンパス(江東区)にある自分の研究室に、授業を受け持っている女子学生を誘い込み、室内でセクハラ行為を行った。9月下旬、女子学生が別の指導教官に相談したことから、大学が調査し、教授は事実を認めたため懲戒解雇とした。

同大は、被害者におわびするとともに再発防止を徹底するなどとした高井学長のコメントを発表した。