滋賀医科大学 滋賀医科大で医師がわいせつ行為 県警、容疑で逮捕

2012年1月24日 京都新聞

滋賀医科大のキャンパス内で女性に無理やりわいせつな行為をしたとして、大津署は24日、強制わいせつの疑いで、草津市野路4丁目、滋賀医科大の医師木村紀遵容疑者(35)を逮捕した。

逮捕容疑は、昨年12月28日午後7時50分ごろ、大津市瀬田月輪町の同大学の建物内で、同僚の30代の女性職員に後ろから抱きつくなどした。さらに約30分後、大学の駐車場で帰宅しようとしたこの女性の車の後部座席に無理やり乗り込み、上半身を触るなどした疑い。

同署によると、木村容疑者は容疑を否認しているという。

木村容疑者の逮捕を受け滋賀医科大は24日午後、同大学で記者会見し、服部隆則副学長らが「社会を騒がせたことのおわびを申し上げます」と謝罪した。

同大学によると、木村容疑者は昨年4月に採用され、循環器内科の医師として外来患者の診療もしていた。採用後ほどなく被害女性にセクハラを始め、秋ごろから体を触るなど行為はエスカレートしていったという。同大は1月上旬に女性から相談を受け、調査委員会を設置し、両者の聞き取り調査を実施。女性が同署に被害届を出していた。

同大学は今月中に懲戒免職も含めて木村容疑者の処分を決定する方針という。

投稿日: 10月 29, 2012 | カテゴリー: 滋賀医科大学のアカデミックハラスメント | パーマリンク コメントする.

コメントは受け付けていません。