日別アーカイブ: 10月 13, 2012

鹿児島大学 提訴:セクハラで「うつ」 元大学院生、鹿大教授らを訴え /鹿児島

2010年8月21日 毎日新聞

鹿児島大(吉田浩己学長)の大学院在学中に教授からセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)を受け、うつ状態になったとして、元大学院生の30代の女性が20日までに、理学部の男性教授と大学を相手に約1000万円の損害賠償を求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。

訴状によると、女性は03年以降、指導担当だった男性教授に、研究室でマッサージと称して体を触られたり、「愛してる」などと大量のメールを送られた、などとしている。女性は07年、東京都内の大学で研究員となったが、過去のことを再体験するように想起するフラッシュバックの症状が出るなど、精神的苦痛からうつ状態になり心身に不調をきたし、退職した。

同大広報室は「訴状の内容が事実かどうか、調査している」とコメントした。

東京学芸大学 論文指導せず・土産強要…2教授アカハラで停職

2012年10月11日 読売新聞

東京学芸大(東京都小金井市)は10日、いずれも教育学部の60歳代と50歳代の男性教授が大学院生に対してアカデミック・ハラスメント(嫌がらせ)などを行ったとして、それぞれ停職3か月、同1か月の懲戒処分にしたと発表した。

同大によると、60歳代の教授は昨年度、女子大学院生1人に対し、授業への出席を認めず、論文の適切な指導を行わなかったほか、指導方針を巡り同僚教授を大声でどなるなどしたという。50歳代の教授は昨年度、複数の大学院生に長時間、教授の論文の入力作業を強いたほか、学生にリストを渡し、旅行先から土産を買って来させたという。

両教授はいずれも学内の調査に「ハラスメント行為はしていない」などと否定しているという。