京都工芸繊維大学  研究室でアカハラ(アカデミックハラスメント)暴言8時間 ~京都工繊大教授を停職2カ月

2008年12月8日 東京新聞

8時間にわたり大学院生に暴言を浴びせるなどのアカデミックハラスメント(アカハラ)をしたとして、京都工芸繊維大(京都市)は8日、大学院工芸科学研究科の60代の男性教授を停職2カ月の懲戒処分にした。

大学によると、教授は2007年7月から今年4月にかけ、修士課程の20代の男子院生を少なくとも12回、研究室に呼びつけ、実験の進ちょくについて3-5時間にわたり叱責した。

長い時は8時間におよび「研究に向いていない」「ばか」と暴言を浴びせることもあったという。03年には別の院生にも同様の行為をした。

院生が今年5月、大学側に相談、ハラスメント対策委員会を設置し調査、アカハラの事実を認定した。この教授は「指導が行き過ぎた」と釈明しているという。

古山正雄副学長は「教育の範囲を逸脱している。極めて遺憾で被害院生におわび申し上げる」と述べた。

投稿日: 8月 30, 2012 | カテゴリー: 京都工芸繊維大学のアカデミックハラスメント | パーマリンク コメントする.

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